男性と女性の出生性比率

私たち人間の出生性比は、女性を100とすると男性は105となっています。これは時代や地域に関係のない普遍的な割合のようようです。なぜ女性より男性のほうがたくさん生まれるのか、なぜいつの時代も変わらず、どの地域でも同じような現象が起きているのか、ちょっと不思議だと思いませんか?


女児よりも男児が多く生まれる理由はどこにあるのか

生まれる地域や時代に関係なく、女性の100に対して男性は105という数字は変わらないようです。ほんの少しの変化が見られるのは、データを集めた古い時代の数字と今を比較すると、少しだけ男性の比率が高くなっていることです。これは医学の進歩によって病気や怪我で亡くなる人が減ったことも影響していると見られています。無事に大人になるまで育つ男性が増えたという証拠ですね。受精間もないころはもっと差が開いていて、女性が100、男性が150という比率だと言います。胎児の段階では圧倒的に男性のほうが多いんですね。

そして死産の性比変動を見ると、1970年代と比べてみると徐々に高くなっているそうです。なぜ高いのかというと、男児のほうが先天的に異常の起きる確率が高いからなのだとか。男児が宿った比率は高いけれど、男児は丈夫に育たない確率が女児よりも高いため、死産の確率が高くなる、ということになります。

なぜ男児の流産率や非着床率が高いのかというと、Y染色体はX染色体に比べると遺伝子の数がとても少ないのだそうです。対立する遺伝子がないX染色体上の遺伝子に障害があった場合に異常が出やすいという仕組みのようです。


出生比率を見ると男児の割合は減少傾向にあるらしい

先ほど書いたのはお母さんのおなかにいるときのお話です。次は生まれてからのお話をしましょう。男性と女性の比率についてですが、社会情勢や生活環境の変化、それ以外にも飢餓や戦争などが原因となって比率が変化すると言われています。

1970年ごろから比べてみると、色んな世界で男児の出生率が減少していると言います。これは日本も同じです。はっきりとした原因はまだ分かっていないようですが、例えばイギリスで行われた調査によると、妊娠する前と、妊娠してからの食生活を聞き取り調査したそうです。すると、朝食、昼食、夕食と一日三食しっかりと栄養バランスの取れた食事を取った母親からは男の子が55パーセント生まれ、栄養状態がもっとも悪かった母親からは45パーセントしか生まれなかったそうです。それから、妊娠中に大きなストレスを感じていた場合、女の子が生まれる比率が高くなるという調査結果もありました。これは女の子がストレスに強いことの証となっています。


なぜ人口は女性のほうが多いのか

これは寿命が関係しています。どの国にも共通しているのが、女性のほうが長寿だということです。これによって年齢が高くなればなるほど、女性の比率が高くなると言うことになります。

男性と女性の比率のお話、いかがでしたか? 晩婚型になったとか、結婚願望を持たない人が増えてきたことで、ますます理想の女性と出会うチャンスが減ってしまいますね。少子化問題も他人事ではないので、頭が痛いところですね。




女性の性にまつわる雑学

男性の性にまつわる雑学

性と社会の関係学

恋愛と結婚にまつわる雑学

セックスレスに関する雑学

気持ち良く体を重ねるための雑学

性について真面目に考えてみた

Copyright(c) 性にまつわるマジメな雑学 All Rights Reserved.