人間にはどうして発情期がないのか

さかりのついた猫、という言葉があるように、猫や犬には発情期があります。犬猫以外にも、実はほとんどの生き物に発情期があります。繁殖行動を頻繁に行う時期をいいますが、なぜ私たち人間には発情期がないのか、不思議だと思いませんか?


発情期とは

繁殖するための準備が整った一定期間を発情期といいます。この発情期には、哺乳類のメスが発情時期と、非発情時期を繰り返すタイプもいるようです。性周期と呼ばれていますが、発情時期に排卵が起こり、受精しやすくなる時期をオスに明確に知らせているのです。不思議なことに、発情していないメスにオスは振り向きもしないそうですよ。なぜ発情期があるのかというと、厳しい自然界で生き抜くために、自分たちの種が生きる環境に適した時期に子供を生み育てるためだといわれています。


どうして人間は発情期がないのか

ところが、人間には発情期がありません。一年中生殖が可能な生き物なのです。色んな説がありますが、人間は自分たちの生活環境をコントロールできる生き物だからということのようです。火をおこすことができるようになり、そこからどんどんスピーディに進化していきました。季節に関係なく繁殖可能になったのです。発情期をもたなくても、繁殖できる環境が整えることができた生き物ということになります。

女性自身が、正確な受精可能な時期を把握していないというのも、発情期がない理由のひとつと言われています。それから人間は妊娠期間がとても長いですね。子供が生まれた後も子育てに長い期間が必要になります。一度に妊娠できるのも一人もしくは二人。これを踏まえて考えると、発情期があると妊娠するタイミングを逃してしまう可能性が大きいため、一年どの時期でも妊娠が可能になったと考えられています。


人は年中発情期ってホント?

先ほども話しましたが、女性は受精可能な時期を把握していません。もちろん、基礎体温をつけていればある程度目安はつきますが、それはあくまでも目安であって、はっきりとした受精可能な時期はココからココまで! と把握するのは難しいのです。女性自身が分からないのですから、男性だったらもっと分からないですよね。そのため、男性は発情迷子になったと言われています。これが「人間は年中発情期」になったゆえんなのだとか。


人間以外にも発情期がない生き物がいた

人間以外の哺乳類だと、ネズミ類、ウサギ類が該当するそうです。どちらも肉食動物に狙われる生き物なので、子孫を残すことがとても難しいんですね。そのため、たくさん子孫を残さなければいけないということから、発情期など設けていたら種が絶えてしまうというわけです。そのため、一度にたくさん妊娠できますし、妊娠期間も非常に短いのが特徴です。子孫を残すために、いつでも交尾できる体制を整えているわけです。

いかがでしたか? 私たち人間も、それ以外の哺乳類も、自分たちの子孫を残すために発情期があったり、逆に発情期がなかったりと、とても不思議で神秘的な話ですね。ちなみにセックスレスは人間の世界だけに起こる現象みたいですよ。子孫を残す意外に、感情で性行為をする生き物だからなのでしょう。




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