子供たちが性被害に会わないために役立つ絵本

悲しいことに、子供に対する性犯罪は一向になくなりません。大人が子供を守らなければいけませんが、24時間つきっきりというわけにもいかないのが現状です。

そこで、子供自身が自分で身を守ることができるきっかけを大人が作ってあげる、という活動が徐々に広まりつつあるようです。今回は、ある一冊の本を使った子供を性犯罪から守る取り組みについてご紹介します。


子供の性被害の実態について

テレビニュースなどで伝わってくる事件以外にも、実は被害と認識していない子供たちが大勢いることに驚きを隠せません。世界に比べると、日本は高い頻度で性的虐待を受けている子供がたくさんいると言われています。問題は、子供自身が被害を受けているという実感がないこと、それを知らない気付かない大人たちがいること。

こうしたことが被害の拡大に繋がっているようです。みんなと同じ「普通」の自分でいたいから、被害にあったことが回りにバレたら友達がいなくなる、と被害にあいながらも誰にも打ち明けられない子供も多いようです。


子供を守るのは大人の義務です

専門家は、大人の意識を変えることが重要だと警鐘を鳴らしています。車にぶつかると危ないから道路は白線の内側、はじっこを歩きましょうと子供に指導するのと同じように、自分の体を守ることの大切さを教えなければいけません。

プライベートゾーンという言葉をご存知でしょうか。口、胸、性器、これが該当します。口以外の部位は「水着で隠れるところ」と教えると分かりやすいそうです。ここは人に見せても触らせてもダメ、自分だけの大事な場所、と子供たちに教えます。


絵本だと子供に伝わりやすいらしい

「あなたが守る あなたの心・あなたのからだ」
子供の暴力防止を目的にアメリカで開発された教育プログラムを元に作られた絵本です。性的虐待、いじめ、誘拐などに子供に対する暴力について、子供自信がどうやって防いだらいいか、イラストで具体的に解説しています。文書も非常に読みやすいと評判です。

「とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本」
子供が自分を守るためにはどうしたらいいか、が描いてある絵本です。もしも怖い人、悪い人に会ったら、どこに逃げたらいいのか、誰に助けを求めたらいいのか、これを具体的に描いてある絵本です。子供だけでなく、被害に会った子供に対して大人がどのように接したらいいのかも描かれています。幼稚園年長さんでも理解できます。

「知らない人にはついていかない」
この言葉は昔から言われていますね。性的暴力被害から身を守るための究極の格言です。もしも知らない人が自分に近づいてきたら、声をかけてきたらどうすればいいのか、知らない人から電話がかかってきたらどうする? 知らない人が玄関の前に立っていたらどうすればいい? そんな具体的な場面を例にあげて解説しています。本の後ろには練習問題もあります。

子供への性犯罪が減らないことに、本当に胸が痛みますね。街を歩いていて、もしかしてこの子、なにかあったのかなと気になったら、一人で声をかけるのは勇気がいるでしょうから(知らない人に声をかけられたら、に該当してしまうので)、周囲の大人たちに声をかけながら協力するという方法もいいそうです。




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