亀甲縛りの正しい使い方?

SMプレイで欠かせないものと言えば縄。そして最も代表的な縛り方と言えばやはり亀甲縛りではないでしょうか?拘束感が少なく、それでいて美しい見た目となっているため、緊縛愛好家から人気となっています。しかし、実はこの亀甲結びはもともと違う用途で使われていた縛られ方だったこと、ご存じでしたか?


女性ではなく荷物を縛るものでした

そもそも亀甲縛りとは、米俵のように大きくて重い荷物を縛るための方法でした。結び方を見てもらえれば分かりますが、亀甲縛りは編み目状に多角形を張り巡らせる縛り方です。このため、重心が偏りやすい米俵などの荷物の場合にも安定して運ぶことができ、中身が漏れずらいという利点がありました。さらに、装飾的な意味もあったといいます。

ちなみに江戸時代では、囚人が逃げないように縄掛する方法としても使われました。当時は縄抜けを会得している忍者なども縛ることがありましたから、こうした複雑な緊縛方法が用いられたといいます。まさに、一筋縄ではいかない、といった所でしょう。


SMチックな錦絵が事の発端

亀甲縛りが卑猥なものとして流行した理由にはさまざまな説がありますが、その一つとしては、明治初期の錦絵が原因だったのでは?というものがあります。例えば囚人は囚人でも、美しい女性が捉えられ縛られていたり、もしくは妖怪に捕まった若い女性が裸体で拷問を受けたりといったものが描かれていました。

今も昔も変わらず、SM好きという人はいるのですね。こうした絵は「責め絵」と呼ばれ、当時のマニアの中で大流行。亀甲縛りは、嗜虐的な趣味のためのものとして広まり、現代にもそれが受け継がれているようです。


実はかなり実用的!

ちなみに、この亀甲縛りはもともと米俵を頑丈に固定できるほどしっかりとした方法なので、覚えてしまえばさまざまな場面で役に立ちます。例えば雑誌や新聞を古紙回収に出すさい、紐で十字に結ぶと、運んでいる途中でバラバラになってしまった、という経験はないでしょうか?

亀甲縛りなら、上下左右に均等に力がかかるので、ちょっとやそっとでは崩れることはありません。少し時間がかかるのがデメリットですが、量が多いときなどは非常に実用的であると言えるでしょう。その他のものにも活用できると言えます。

ただし、亀甲縛りした古紙を回収所に持って行くところをご近所に見られると、数日後には変な噂が立ってしまう可能性もあります。いやらしい意味はなくとも、いやらしく見えてしまうのが亀甲縛りの悲しい特徴なのかもしれませんね。

このように、亀甲縛りはそもそもSMの目的で考案されたものではありませんので、非常に実用的です。結び目も美しいので、時と場所を考えて利用してみると良いでしょう。




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